子育てパパママ社員座談会

子育てと向き合う時間を大切にしながら自身のキャリアも実現したい。住友電装では環境を整え、その目標を支援しています。
今回は、実際に子育て中の社員4名に、子どもができたときの心境や周囲の反応、仕事と子育ての両立について語り合ってもらいました。

Y.H

研究開発 管理職
2014年キャリア入社
前職:自動車部品メーカー/生産技術

S.K

開発設計
2015年キャリア入社
前職:その他メーカー/開発設計

C.A

知的財産
2021年キャリア入社
前職:電気機器メーカー/開発設計

K.M

経理・企画
2023年キャリア入社
前職:機械メーカー/生産管理

CROSS TALK 01

育児休業取得を職場に相談した際、
どのような反応でしたか?

Y.H

私は子どもが二人いて育休も2回取得しているのですが、特に1回目が印象に残っています。やっと授かった子どもだったので、とてもうれしくて。

S.K

それは良かった。
部署の人たちも祝ってくれたのではないですか?

Y.H

ええ。ちょうど同じ頃、部署のメンバーの家族も出産を控えていて、部署内が妊娠・出産の話題で盛り上がりました。育休の取得も順調に決まりましたよ。そもそも、住友電装では子どもができたら育休を取るのが普通、という雰囲気がありませんか?

K.M

ですよね。私の場合、転職したばかりだったことと妻が専業主婦であることから、当初は育休を取得するつもりはなかったんです。けれど、子どもができたことを上司に報告すると、上司の方から「育休、取ったら?」と勧められました。それをきっかけに、私自身も前向きに考えるようになって。結果的に、育休を取って本当に良かったと思っています。

S.K

いい上司ですね。私も迷いがあったのですが、上司の後押しで育休を取ることができました。

K.M

どのような迷いがあったんですか?

S.K

チームリーダーだったので、チーム全体の業務に支障が出ないかと。それを上司に相談したところ、私が休んでも業務が回る方法を一緒に考え、関係者やお客さまへのアナウンスなど積極的に動いてくれました。メンバーからも、「仕事のことは気にしなくていいよ」と言ってもらえました。

C.A

周囲が育休をあたたかく受け入れてくれる社風ですよね。私は妊娠と転職のタイミングが重なり、入社後すぐに育休を取得することになったんです。さすがに難色を示されるだろうと心配しましたが、大丈夫でした。上司は笑顔で「おめでとう」と言ってくれましたし、部署のメンバーも体調を気遣ってくれたり、会社の制度活用のアドバイスをくれたりと親身になってくれました。

CROSS TALK 02

育休に入る際の業務の引き継ぎについてなど、
不在にすることへの不安は
ありましたか?

K.M

いっとき仕事から離れることで、その期間経験を積めなくなることへの不安がありました。周囲とキャリアの差がついてしまうのではないかと。

C.A

なるほど。
どのように考えて育休の取得を決断したのですか?

K.M

上司から、育休を取った人にしかできない経験もあると助言をもらいました。たとえば、仕事の引き継ぎをスムーズに行う経験などですね。今後他のメンバーが育休を取る際にアドバイスできる立場になってほしいと言われ、前向きになれました。

Y.H

それはいい考え方ですね。私はまさに業務の引き継ぎが不安だったので、そのノウハウが社内に蓄積されていくのは心強く思います。

S.K

具体的に何が不安でしたか?

Y.H

一つは、自分が抜ける分、他のメンバーの業務量が増えてしまうことです。どうしても申し訳なく思えてしまって…。やはり、業務の引き継ぎには難しさがありました。

S.K

似たような状況だったのでその気持ちはわかります。私の場合、業務を引き継いでくれる人の負担に関しては、その人の抱えている業務を他のメンバーにさらに分散し、一人ひとりの負担が重くなりすぎないよう工夫していました。マネジメント業務の引き継ぎは、むしろ後任メンバーのステップアップの機会だと、前向きに考えて取り組むようにしました。

C.A

私は業務の性質上、自分でやりかけた仕事は最後まで終わらせてから育休に入りたくて、それをどうやりきるかが悩みでした。

K.M

どうやって実現されたんですか?

C.A

上司に意向を伝えたところ、時間を融通できるよう上にかけ合ってくれたんです。そのおかげで、終わらせたかった仕事はすべて終わり、気持ちよく育休に入ることができました。

CROSS TALK 03

育休中、仕事から離れている状態で
会社・仕事に対してどんなことを
思っていましたか?

C.A

自分の時間を100%使って子どもと向き合える期間は貴重なので、意識的に仕事のことは考えないようにし、子育てを楽しむように心がけました。

K.M

せっかくの育休、子育てに集中することは大切ですよね。

C.A

はい。そんな風に考えられたのは、周囲の理解や協力があっていい状態で育休に入ることができたからだと思います。

K.M

わかります。私も育休中は会社や仕事のことを気にすることなく、朝から晩まで子育てに専念できていました。おかげで、妻をしっかりサポートできるだけの育児の力がつきましたよ。

S.K

私の場合は、職場は大丈夫か、業務はちゃんと回っているのか、がやっぱり気になりました。なので、仲のいい同僚とプライベートでときどきお茶や食事をして、職場の近況報告をしてもらっていました。

Y.H

職場の様子は気になりますよね。私は、ありがたいことですが自分の不在中も職場がうまく回っていたようだったので、復職後に自分の役割があるのかどうか、つい不安になってしまいました。

C.A

実際のところ、復職後はどうだったんですか?

Y.H

結果的には杞憂に終わりました。1回目の育休から復職後は新しい仕事に挑戦する機会をもらい、2回目の育休から復職後は短時間勤務のままグループ長の役職に就くことができました。住友電装では育休がキャリアの妨げになることはないと思います。

S.K

そうですよね。私も育休のために仕事を引き継いだことを生かして、復職後は新しい仕事にチャレンジできました。K.Mさん、C.Aさんは復職後どのような感じでしたか?

K.M

部署のメンバーがブランクを感じないほどフランクに接してくれ、私としてはむしろ物足りないくらいでした。

C.A

私は新設のグループに異動になったのですが、新部署のメンバーがあらかじめ短時間勤務について理解し、あたたかく迎え入れてくれたことに助けられました。

CROSS TALK 04

仕事と家庭を両立させることの
難しさや
両立のためのコツなどを
教えてください。

S.K

うちは共働きで子どもを保育園に預けています。なので、送り迎えが課題の一つです。

Y.H

うちも上の子を幼稚園に通わせているのでわかります。S.Kさんはどのように対応されているんですか?

S.K

フレックスタイム制度を使って、退社時間がお迎えに間に合うよう調整しています。朝、子どもを送るのは妻、夕方に迎えに行くのは私、という役割分担です。

Y.H

夫婦での協力は必須ですね。うちは夫婦ともに短時間勤務にして、仕事の都合をお互いに相談しながら、普段の送り迎えや子どもの急病などに対応しています。実は、夫も住友電装で働いているんです。男性でも短時間勤務を使いやすい雰囲気で助かっています。

C.A

子どもの急病も避けられない課題ですよね。私の場合、急なお迎えにも対応しやすいよう基本の勤務時間は短く設定して、働ける日は残業を認めてもらって仕事を回しています。住友電装の短時間勤務は、そういったフレキシブルな活用ができるところもありがたいです。

K.M

共働きだと、まずは子どもを預けなければいけない大変さがあるんですね。

C.A

そうですね。ただ、住友電装には社内託児所があるので、預け先の心配をすることなくいつでも仕事に復帰できます。送り迎えの負担も少なくありがたい制度です。

Y.H

社内託児所は環境の良さも魅力です。預かってくれる時間も7時から19時までと長いですし、子どもたちに手料理を食べさせてくれたり、いろんなイベントがあったり、手厚い保育が受けられるので安心して預けられます。

S.K

反対に、K.Mさんはどのように子育てに参加されているんですか?

K.M

有休を取りやすい環境や在宅勤務制度を活用して、今以上に妻をサポートしようと考えているところです。子どもが自由に動き回るようになって、妻一人で目を配るのが大変になって来たので…。住友電装は性別や夫婦の形にかかわらず、仕事と子育てを両立しやすいところがいいですね。

子育てパパママ社員座談会を終えて

フレキシブルな勤務体制や社内託児所など、住友電装では子育てをするパパママ社員を支援する制度が充実しています。
事業内容だけではなく、ワークライフバランスの観点から、住友電装を転職先に選ぶ社員が多いということを、
今回の座談会で実感しました。